タロット占い

【初心者向け】タロット占い入門講座!カードの種類・意味・やり方を無料で公開【図解】

2021年6月8日

 

困っている人
タロット占いをしてみたいけど、やり方がわからない

 

こんなお悩みについて解決します。

 

本記事の内容

現役占い師が、タロット占いのやり方を無料で提供します

本記事の信頼性

この記事を書いている私は、現役占い師をしており、対面鑑定、チャット鑑定、ライブ配信での鑑定あわせて2,000人以上鑑定してきました。
在籍しているサイト内では、高評価と高いリピート率で未来を明るくする、前向きな占いをしています。

 

タロット占いとは?

 

タロットカードを使って占うことを「タロット占い」といいます。

星占いや四柱推命などの、一生変わらない生年月日などをもとに占うものではなく、偶然でたカードを、カードの意味とインスピレーションでメッセージをよみとく占い方法です。

基本的には、あらゆる悩みや質問に対応できる占いですが、「3年後結婚できますか?」というような遠い未来の占いよりも、「3ヶ月後に素敵な出会いがありますか?」というような近未来を占うことに適しています。

 

タロットカードとは?

 

大アルカナよばれる22枚のカードと、小アルカナとよばれる56枚のカードを合わせて78枚あります。

大アルカナは、代表的な「愚者」や「月」のような寓意的な絵が描かれており、小アルカナでは、この世をつくる四大元素である「火・地・風・水」に基づいたスートというもので分けられます。

 

大アルカナとは

 

大アルカナとは、タロットカードのメインとなるカードであり、ぜんぶで22枚。0番〜21番まで番号が割りふられています。

それぞれに神秘的な絵が描かれており、絵からさまざまなメッセージががよみとれるため、大アルカナの22枚のみだけで占うことも多くあります。

 

 

メモ

タロットのデッキによって、番号が入れ替わっていることがあるよ!

 

小アルカナとは

 

小アルカナは、タロット1組78枚のうち、意味合いの大きい大アルカナ22枚をひいた56枚のカードのこと。

小アルカナは4つのスートに分かれ、構成されています。

以下で、詳しくご説明します。

 

スートとは

 

スートとは、トランプの「ハート♡」「スペード♤」「ダイヤ♢」「クラブ♧」のようなもので、
「ワンド(棒)」「ソード(剣)」「カップ(聖杯)」「ペンタクル(金貨)」の4つのグループに分けられます。

さらに、「コートカード」というものと、1〜10の数字のカードに分類され構成されます。

 

↑こんなかんじで、それぞれのスートのモチーフがカードに描かれているよ!(画像はすべてエースのカード)

 

スートの意味

 

ワンド(棒)

ワンドとは、棍棒のこと。人類が古くからこの棍棒を使って、火を起こしたり、武器などにして生活に取り入れていました。

ワンドの対応するエレメントは「」。キーワードは「生命力」「情熱」「行動力」などです。

その他のキーワード:創造性、希望、やる気、目標、熱意、冒険、独立心、満足感、充実感、前進、熱中、アピール

 

ソード(剣)

ソードとは、石や金属加工の技術が発達してから生まれた道具。つまり、「知恵」の象徴となります。

ソードの対応するエレメントは「」。キーワードは「知性」「情報」「言葉」などです。

その他のキーワード:仕事、会話、論理性、思想、選別する、同志、関係性、コミュニケーション、トレンド、アイデア

 

メモ

ソードは、トランプでは、凶の意味をもつ「スペード」にあたり、剣も人を刺し殺せる武器であることから、ネガティブな意味合いのカードが多いスートです

 

ペンタクル(金貨)

ペンタクルとは金貨のこと。お金に限らず、仕事やものなど、現実的で物質的なものを意味します。

ペンタクルの対応するエレメントは「」。キーワードは、「豊かさ」「安定」「物質的なもの」などです。

その他のキーワード:お金、財産、不動産、契約、名誉、地位、才能、報酬、評価、利益、健康、肉体、形のあるもの、実り、慎重さ、スキル

 

カップ(聖杯)

カップとは、聖杯のこと。その名の通り、神に捧げものをするときや、神聖な契約ごとや儀式で使う道具です。

カップの対応するエレメントは、「」。キーワードは、「愛」「感情」「情緒」などです。

その他のキーワード:恋愛、友情、形のないもの、想像力、直感、共感、霊感、家族

 

メモ

カップは、トランプでは、愛情をあらわす「ハート」にあたり、タロットでも「愛」をテーマにした意味合いのカードが多いスートです

 

コートカード(人物札)とは

 

コートカードとは、トランプの「ジャック(J)」「クイーン(Q)」「キング(K)」にあたるところが、
タロットでは「ペイジ(小姓)」「ナイト(騎士)」「クイーン(女王)」「キング(王様)」となります。

 

↑ワンドの場合こんかなんじ!

 

コートカードの意味

 

ペイジ

各スートの性質をもった若者。少年・少女をあらわします。純粋で正直。若々しく初々しさがあります。
いろいろなことを経験し、吸収して成長する過程にいる可能性の芽です。

キーワード:若者、少年・少女、無邪気、純粋、見習い、まじめ

 

ナイト

各スートの性質をもった青年。20〜30代の男性をあらわします。エネルギッシュで行動力があり、目標に向けて突っ走っています。
まだまだ未熟ですが、背負うものがないので目の前のことに一生懸命に取り組み、経験を積んでいけます。

キーワード:青年期の男性、行動力、猪突猛進

 

クイーン

各スートの性質をもった大人の女性をあらわします。一通り人生経験を積み、女性としての魅力が高まっているときです。
女性的な美しさにくわえ、成熟した大人の寛容さや母性に溢れています。

キーワード:女性性、母性、受容する、優しさ、寛容

キング

各スートの性質をもった40代以降の大人の男性をあらします。どっしりしていて落ち着きがあり、頼りがいがあります。
地位を確立しているため、視野が広く、社会全体のことを考えて行動します。

キーワード:男性性、父性、安定、頼もしさ、権力者、経営者

 

数札とは

 

数札とは、トランプのA(エース)〜10のようなもので、タロットでもA(エース)〜10まであります。

 

↑ワンドの場合こんなかんじ!

 

ポイント

大アルカナ > コートカード > ピップカード の順でメッセージ性の強さがわかるよ!

 

タロット占いのやり方!ざっくりとした全体の流れ

 

簡単な流れ

  • 占う内容を決める
  • タロットカードをシャッフルする
  • タロットカードを展開する
  • カードをリーディングする

 

以上について、それぞれ詳しく解説していきます。

 

占う内容を決める

 

はじめに、何を占うのかを明確にさせましょう。
タロット占いは、質問内容に対しての答えを、カードのイメージから読みとる占いです。

そのため、占う内容がふわっとしていると、カードからのメッセージを受けとりにくくなってしまいます。
「復縁するためにどうすればいいか知りたい」「転職までにするべきことを知りたい」など、質問内容をハッキリさせましょう。

 

カードをシャッフルする

 

タロットカードのシャッフル方法は、さまざま。

今回は、私が採用しているシャッフル方法の手順をご紹介します。
シャッフルのやり方は、質問内容によって変えるものではないので、基本的には1度覚えたらずっと使えます。

 

シャッフル方法の写真付き手順

 

1タロットカードをまとめて裏にして置く

 

 

2占う内容を念じながら、カードを崩し、時計回りに混ぜ合わせる

 

 

3混ざったカードを1つにまとめて、左が上にくるように整える

 

 

4まとめたカードを、3分割して置く

 

 

5置いた順番とは別の順に1つにまとめる

 

 

 

正しいシャッフル方法はない

タロット占いの本や占い師により、シャッフル方法は違いがありますが、「これが正解!」というシャッフル方法は存在しません。

そもそも、タロットというもの自体が謎が多く、最初から占いをするためのものとして作られていたわけではないからです。
なので、自分にとって「これ!」と思う型があれば、自由に使ってOKです。

 

タロットカードを展開する

 

シャッフルし終わったら、さっそくカードを展開していきましょう!

展開方法は、「スプレッド」を使います。

 

スプレッドとは?

 

スプレッドには、「広げる」「のばす」という意味があります。タロット占いでは、カードを展開し、並べるという意味で使われます。

スプレッドは数多く存在し、かんたんなスプレッドから、むずかしいスプレッドまでさまざま。

タロット占いの本に書かれているスプレッドはもちろん、自分でスプレッドを生み出すことも可能です。

今回は、初心者向けとして、代表的でよく使われるスプレッドをいくつかご紹介します。

 

ワンオラクル

 

 

ピンとくるカードを1枚ひき、質問内容の答えをリーディングします。

シンプルでわかりやすい!色々な悩みに対応できる!タロット占いのもっともスタンダードな展開方法です。

何枚ものカードを並べた複雑なスプレッドにくらべ、とても読みときやすいのが特徴です。

はっきりと答えを教えてくれるので、タロット占い初心者にはぴったりです。

 

ココがおすすめ

シンプルにズバッと答えをもらえる!

 

カードを展開する際の注意点

 

 

タロット占いでは、正位置と逆位置で意味合いが変わります。

なので、カードをめくるときに、カードの正逆が入れ替わらないように気をつけましょう。

ページをめくるようなイメージで、カードをひらくように意識すると間違えないかと思います。

 

ツーオラクル

 

 

①結果
②アドバイス

 

次は、2枚引きで占ってみましょう。
このスプレッドは、「結果」と「アドバイス」を占うやり方です。

さきほどの、ワンオラクルから1枚アドバイス(対策)カードをひくやり方です。
カードの答えが悪かった場合などに対策がわかれば、どんよりせず、前向きにとらえることができます。

 

ココがおすすめ

答え+じゃあどうすればいいの?がわかる!

 

スリーカード

 

 

①過去/原因/YES/今日
②現在/結果/保留/明日
③近未来/アドバイス/NO/明後日

 

今度は3枚で占う方法ですが、いちばん全体像を把握しやすく、カードの枚数もほどいいスプレッドです。

質問に応じて、時系列なのか?判断の結果としてみるのか?などと、変えていきます。

枚数が増えてきたので、3枚もあれば「流れ」でよめるともっと楽しいです。

3枚のカード全体にどんなイメージを抱くのか?3枚のカードに共通する点はないか?などを掴めたら、なるほど感があがって占い師っぽくなります。

 

ココがおすすめ

あらゆる質問に対応できる!とくに、「流れ」でみる占いに適している

 

二者択一

 

 

①選択肢A
②選択肢B
③質問者の潜在意識
④選択肢Aを選んだ場合の未来
⑤選択肢Bを選んだ場合の未来

 

AとBどちらがいい?転職するべきかやめるべきか?などと、2つのことで迷っているときにおすすめのスプレッドです。

ポイントは、質問者の潜在意識をみること。
「本当はどうしたいか?」がわかるので、AとBの結果と、質問者の意向を合わせてよむことができます。

 

ココがおすすめ

2つのうちのどちらかで迷っているときに使える!

 

ヘキサグラム

 

 

①過去
②現在
③近未来
④アドバイス
⑤相手のきもち
⑥質問者のきもち
⑦最終結果

 

ふたつの三角形は天と地をあらわし、2つが合わさることで森羅万象を意味します。
上向き三角形が「時系列」、下向き三角形が「アドバイスと状況別の異なる2つの要素」をあらわします。

恋愛や人間関係を占うのにおすすめのスプレッドです。

なお、このあたりからカードの枚数が増えてきてリーディングがむずかしくなってくるので、初心者向けスプレッドのご紹介は一旦おわります。

 

ココがおすすめ

恋愛や人間関係を深く占うのにおすすめ!

 

カードをリーディングする

 

さいごに、出たタロットカードをリーディングしていきます。

スプレッドの位置と出たカードの意味を照らし合わせながら、インスピレーションをはたらかせましょう。

たとえば、「好きな人に振り向いてもらうためにどうすればいい?」という質問に対して、”母性”や”包容力”がキーワードである、女帝のカードがでたら、「女帝のように、おっとりした雰囲気で女性らしく振る舞えばいいんだ!」というふうにリーディングできます。

カードの意味から、連想ゲームをするかんじです。とくに正解はないので、そのときにピンときたイメージを採用しましょう!

 

※カードの意味まとめは徐々に更新予定です。

 

上達するためのポイント

 

自分をどんどん占おう!

 

まずは、自分占いをどんどんしていきましょう!とにかく最初はカードに慣れることが1番大切です。

ワンオラクルで、「今日のラッキーアイテムは?」「あの人の気持ちは?」など、内容を変えながらどんどん占って数をこなしましょう。

タロット占いは、カードの絵柄からメッセージをよみとる連想ゲームなので、インスピレーションをはたらかせる練習が必要です。

「適職をおしえてください」

「愚者のカードがでた!愚者といったら自由…自由といったら……フリーランス!1人で自由にできる仕事を探してみよう!!」

というかんじで、マジカルバナナのようにインスピレーション筋を鍛えましょう。

1日1回はカードに触れると上達するスピードがはやくなりますし、少しずつ自分のカードデッキに愛着がわいてきます。

 

他人をどんどん占おう!

 

自分占いをしてカードに慣れてきたら、次は身近にいる人たちをどんどん占ってみましょう!

家族や友人の悩みに対してタロットで向き合ってみると、自分占いとはぜんぜん違うことに気づきます。

とはいえ、自分占いだと主観になってしまうので、客観的に答えを示せる他人の方が向いているということから、「自分占いより他人占いの方ができる!」という方も中にはいます。

このように個人差はあるものの、個人で楽しむだけより、いろんな人を占う方が圧倒的に楽しいので、恐れずにどんどん占うのをおすすめします。

車の免許をせっかく取ったのに、ずっと1人でドライブしてても、なんだかさみしいのと同じです。

また、他人占いをできるようになると、占い師になる道もひらけてくるので、苦手だと思ってもセッションの練習とおもってがんばりましょう。

 

占いノートをつけよう!

 

占う回数が増えてくると、「質問に対して、どのカードがでて、どういう答えになったか」というデータも少しずつ溜まってきます。

そこで、

・占った内容
・どの位置にどのタロットがでたか
・どういう答えになったか

以上3点を、占いノートを作り、メモしていきましょう。

メモをしていくと、「復縁のときにワンドの10がでるときは、復縁の可能性が低い傾向にあるな…」などと、傾向もわりだせるようになってきます。

時間はかかりますが、これをコツコツ積み重ねていくことで、自分なりのタロットの解釈ができるようになり、より深いリーディングができるようになるのでおすすめです。

 

 

以上で、タロット入門講座はおわりです!

タロット占いを始める方の参考になれば幸いです♪

さいごまで読んでいただき、ありがとうございます☺️

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